休診のお知らせ(新型コロナウイルス感染拡大防止に…

注)当院で新型コロナウイルス感染の報告はありません

与野駅前ヒロデンタルクリニックご愛顧の皆様

院長の佐藤でございます。常日頃お世話になり御礼を申し上げます。

さて、ご高承のとおり猛威を振るう「新型コロナウイルス」対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言を受け、当院は以下の理由により2020年4月13日から休診させて頂く事といたしました。

①埼玉県緊急事態宣言  ②外出自粛要請

通院中の皆様には大変ご不便をおかけ致しますが、苦渋の選択である旨ご理解をいただき、ご容赦の程何卒よろしくお願い申し上げます。

新型コロナウィルス感染症の世界的急速拡大で甚大な人命被害が出ています。当院がある埼玉県は2020年4月7日緊急事態宣言を出し、また、日本医師会は、政府より先行して医療的緊急事態を宣言しております。
もはや無症状の新型コロナウィルス感染症のスクリーニングは問診、行動履歴、検温等などでは困難で、我々スタッフはじめ、どの患者様が無症状感染者であってもおかしくない危険な状況が続いています。これまで、当院では、全ての患者様に安全、安心な歯科医療を提供させて頂くため、徹底した感染管理、感染者スクリーニング、院内のアポイント数のコントロール、空間消毒や機材の滅菌システムの再確認、強化等多方面から数々の措置を講じて参りました。
これまでの歯科で気をつけるべき、C型、B肝炎ウィルスや、HIV、ノロウィルス、インフルエンザウィルスなどの感染症対策は十分にして参りましたし、これまで一度も当院の感染対策システムを問題視したことはありませんでした。しかし、今回の新型コロナウィルスは全く状況が違うと確信するに至りました。医療先進国であるはずの欧米諸国の感染爆発状況や、多くの死者数、そして我が国では一向に改善しない医療物資不足。唯一今回のウィルスを通さないと言われているN95マスクの在庫はほぼありません。3月20日付のニューヨークタイムズによると、最もコロナウイルスに対するリスクが高い職業が歯科医師とし、主に歯科医院では唾液の飛沫が主なウイルスの感染経路と公表されています。

私は、この状況はすでに、危険水域に入っており、通院中の患者様には大変ご不便をお掛け致しますが、もはや大切な皆様の安心・安全な医療の質を保てない段階との決断をいたしました。
更に電車などの公共交通機関で通院する患者様とそのご家族、通勤するスタッフに、通院通勤のために目に見えない感染リスクにさらすことは何としても防御しなければならないと考えております。
通院中の患者様の命を守るため、スタッフの命を守るため、地域住民、埼玉県~国の感染拡大を防ぐため、2020年4月13日(月曜日)を持って休診することと致しました。治療再開は5月7日を予定しております。通院中、治療途中の患者様には大変ご不便をおかけしますが、治療延期のご連絡を順次致しておりますので、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
皆様のお元気なお顔に再会できることを楽しみにご挨拶とさせていただきます。

令和2年4月10日 与野駅前ヒロデンタルクリニック 院長 佐藤博久

一覧に戻る