与野駅前ヒロデンタルクリニック　院長　佐藤博久　です。

前回、１歳から３歳までの期間は、『感染の窓』と言われる虫歯菌が移りやすい時期であることをお話ししました。

今回は、どの様にすれば、この感染の時期をできる限り遅くできるのかについてお話しします。

大切なことは、この時期までに、ご両親の口腔内の細菌の総量を減らしておくことです。特に、悪い菌とされている、虫歯菌や歯周病菌です。

これらの菌数を少なくするためには、事前に虫歯治療やお口のケア（歯周病予防）などの細菌のコントロールをしておくことが大切となります。

これが、『マイナス１歳』なのです！！

ぜひ、お子様により健康なお口でいてもらうために、ご両親様の歯科健診をお勧めいたします！

これは、お子様の健康を守るのと共に、ご自身の健康を守ることとなります。

是非、まずはご自身のお口の中がどうなっているかだけでも知っていただきたいと思います。

次回は、妊婦さんと歯周病についてお話ししていきたいと思います。